医療・介護業界の営業を経て、ダイショクに転職して13年。前職と比べて大きく異なるのは、営業としての仕事の進め方です。以前は新規契約を獲得することが一番重要とされていたのに対して、当社は既存のお客様へのルート営業が中心で、いかに継続して円滑に業務を進めていけるか、お客様に安全な食事の提供を行えるかを重要視しており、私自身、仕事をするうえで、お客様、スタッフとのコミュニケーションを一番大切にしています。現在自身が担当している奈良と大阪の事業所への訪問は３日に1度くらいの頻度です。訪問時には笑顔で元気良く、お客様とスタッフに声かけするよう心がけています。ダイショクに入社するまで包丁すら握った経験のなかった私が厨房で一緒に作業することを通し、現場のスタッフ一人ひとりに寄り添えたおかげで、信頼関係を築くことができました。

ダイショクへ入社する前は、「食」に対しての知識はなく、こだわりや関心もそれほどなかったと記憶しています。そんな私が、当社に入り、さまざまな味と接する機会、味について考える機会が増えたことで「食」への興味が強くなり、気が付けば好きになりました。私自身、もともと人が好きな人間ですが、過去を振り返りますと、日々仕事をする中でお客様やスタッフとの間に摩擦が生じることはもちろんあります。それは、人と人ですから避けては通れません。自身の成功例や失敗例を基に、摩擦が生じた際、どのように対応したか、今後防止するためにどうすべきかなどを後輩へ伝えることが私の重要な役割です。これからも、「食」に関わる仕事にやりがいを感じ、一緒に頑張ってくれる仲間を大切にしていきたいと思っています。