栄養士の一日

CASE01
2017年入社の栄養士Yさんの1日に密着!
Yさんのプロフィール
もともと食べることが好きで、食の道を志す。短大時代に株式会社ダイショクでアルバイトをしていたことがきっかけで2017年に入社する。若手ながら、現在の職場では単独で栄養士業務を担当している。厨房に立つ機会も多く、プライベートでも少しずつ料理に挑戦するようになったそう。
1日の流れ
FLOW-
8:00
- 出勤・食器類の整理・配膳車の回収
- 勤務体系はシフト制のため、日によって出勤時間が異なります。この日は、勤務先の介護老人保健施設に8時に出勤。前日に洗浄した食器やトレーを乾燥庫から取り出し、収納します。続いて、朝食で使用された配膳車を上階から回収し、後片づけを行います。
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9:00
- 昼食の調理・食札の準備
- 昼食の提供に向けて準備を開始。利用者様一人ひとりに合わせて食材のサイズや刻み方を変える必要があるため、その内容を示す食札をあらかじめトレーの上に乗せます。調理師がメインの料理を手がけ、私は調理補助のスタッフと一緒に小鉢などを盛り付けていきます。
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11:50
- 昼食の提供・洗浄
- 料理を載せた配膳車をエレベーターで運び、利用者様のもとへ提供。配膳は施設の職員の方が担当するため、受け渡しが済んだらすぐに厨房に戻り、調理器具などの洗浄を行います。
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12:10
- 発注
- 厨房の人員に余裕があれば、事務室で食材の発注に入ります。献立の内容から、どのくらいの量の食材が必要になるのか正確に計算するのも、栄養士に求められるスキルです。
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12:40
- 配膳車の回収・食札およびおやつの準備
- 昼食時に使用した配膳車を回収し、夕食の食札を用意します。また、15時のおやつの提供に向けて、調理済みの食品や食器類など準備できるものは早めに準備しておきます。
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13:00
- 休憩
- 13時前後にお昼休憩に入ります。昼食は、利用者様に提供した食事と同じものを摂り、味わいや食材の堅さなどを確認。スタッフ同士で談笑しながらの昼食は楽しいものです。
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14:00
- おやつの提供
- お茶の準備などを済ませ、提供できる状態が整ったら、上階へと持って行きます。
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15:00
- 夕食の調理
- 夕食の提供に向けて準備を開始。昼食の準備と同じような段取りで、作業が進行します。
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17:00
- 退勤
- 夕食の準備を終えたら、フロアへの提供や後片づけなどを残りのスタッフに託し、退勤します。お疲れさまでした。
ここがポイント!
食材の発注から調理補助、盛り付けといった、おいしい食事を提供するまでの流れに幅広く関われるのが、この仕事の醍醐味だと思います。献立の考案は、本社と施設の管理栄養士の方が担当していますが、私も厨房を任された栄養士として、施設の利用者様に適した量や食材かどうか、相談や提案を行うこともあります。また、栄養面が重要であることはもちろんですが、やはり食事は楽しく摂ってもらいたいというのが、私の願い。きれいな見た目になるよう、盛り付けにも力を入れています。
